不利益取扱いってなに?

「ココちゃんに叱られる⑥ 不利益取扱いって何?」です。

たとえば、「あの人、労働組合に入ったから、仲良くしちゃだめよ。」的なのも、不当労働行為、法律違反、だよ!

 

会社の前で配布しているニュースには毎回「ココちゃんに叱られる」シリーズで労働豆知識を掲載しています。

 

今回は

ココちゃんに叱られる⑥
不利益取扱いって何? を紹介します。

 

労働組合の組合員であることや、労働組合の正当な行為を理由に不利益な取扱いをすること!

ココちゃんに叱られる②で、不当労働行為は、労働者に保障されている団結権などの労働者の権利を侵害する行為で、会社の違法行為であることを説明しました。不利益取扱いはその不当労働行為の一つです。

労働組合法では、労働者が

A. 労働組合の組合員であること
B. 労働組合に加入しようとしたこと
C. 労働組合を結成しようとしたこと
D. 労働組合の正当な行為をしたこと

を理由として

① 雇用関係上の地位に関するもの(解雇、再採用拒否等)
② 人事上の処遇に関するもの (配転、出向。昇給・昇格差別、懲戒処分、基本給等の賃金差別等)
③ その他処遇全般に関わるもの (会社行事からの排除等の各種嫌がらせ)

等の扱いを受ける事
を不当労働行為として禁じています。(労働組合法 第7条1号)。

● 自宅待機 ● 残業の制限 又は 所定労働時間の削減等 ● 降格 ● 昇進・昇格の人事考課における不利益な評価 ●就業環境を害すること なども不利益取扱いにあたります。

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労働組合は、組合員A のPIPの撤回を求めて会社に団体交渉を申入れました。会社はPIPの実施を合理化するために、問題行動の改善のためのPIPだとして、同僚13 名からの組合員1人に対する匿名アンケートを実施しました。これを会社はフィードバックだなどとも言っていますが※、組合員の人格を否定する内容で、心身を傷つけられた組合員は休業に追い込まれてしまいました。これはまさに不利益取扱いに該当します。不利益取扱いは不当労働行為、すなわち会社の法律違反です。


※ フィードバックの不当性に関しては「ココちゃんに叱られる⑤」をご参照ください。

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